セカンドオピニオン相談をご利用いただいたお客様には、私たちが有料で行っているがんセミナーを、無料で提供させていただいております。また、ご家族、ご友人などお連れ様も4名様まで無料でご参加いただけます。
がん保険を選ぶ前に聞いていただきたい話です
まだまだ日本では、『がん=死』というイメージを持つ方が多いと言われています。もちろん、日本人の死因の第1位が、がんですから、怖いと思うのは当然です。昭和の時代でしたら『がん=死』は合っていたのだと思います。不治の病とも言われていましたから、がん患者さん本人には本当の病名を伝えていない時期もありました。
しかし、その時代はとっくに終わっています。今はほぼすべてのがん患者さんに、がんである旨が告知されますし、がんが見つかってすぐに死亡するなどということもほとんどありません。つまり、がんと付き合っていく時代になっています。そして、治療方法もどんどん最新のものが出てきて、患者さんにとっては選択肢が増えていっています。
どんどん増えていっている治療の選択肢ですが、現実、がん患者さんは自分で治療を選ぶことなく、流れの中で治療を受けています。そんな中、例えば手術を受けた後に、切らずに受けられる治療の存在を知ったりして、『もっと早く知りたかった。受けるかどうかは別にしても、決めるときに比較して選択したかった』といった思いをする方もいらっしゃいます。
なぜ日本のがん治療の現場で、そのようなことが起きるのか?それは、日本の医療のルールがあるからです。そして、医療にかかわらないで生きてきた人は、それを学ぶ機会がないので、そのルールを知らないまま治療の流れに乗っていきます。
もしあなたががんになってしまった時、納得して治療を受けたいならば、そういった日本医療のルールをはじめとする、適切な情報を得ることが必要です。そしてその情報は、がんになってからではなく、元気なうちに取得しておくことが大切です。なぜか?『がん=死』ではなくても、かなりショックを受けてしまうからです。そして、がんの診断を受けてからでは、情報を探す時間も与えられないからです。
では、元気なうちにがんの情報を取得するとして、どうやってその機会をつくればいいのか?日本には、がんを語る人が3種類いると思います。1人目は、医師。そして2人目が、がん患者さん。そしてもうひとりが、生命保険にかかわる人です。医師とがん患者さんは、がんになってしまった後にがんの話をするのに対し、生命保険に携わる人(がん保険の話をする人)は、がんになる前に話をする唯一の人と言っても良いかもしれません。
あなたに、信頼できる生命保険の担当者がいらっしゃるのであれば、是非がんの話を聞いていただきたいと思います。もしその担当者が、がんのことに詳しくなかったとしたら、是非お声がけください。そして、がん保険に加入しているのであれば、本当に安心な内容であるのか、確認をしてください。
がん保険は変化が激しい保険です
がんになったら大変だと思って、多くの方ががん保険に加入しています。生命保険文化センターの調査結果などから推計すると、日本で暮らす人のおよそ6割くらいの方ががん保険に加入しています。以前私たちのお客様で、生命保険の見直し相談にいらっしゃった方で、印象的なことをおっしゃった方がいます。
『がん保険に入っているから、がんは安心なんだ』
その方はそうおっしゃいました。ところがそのがん保険は、30年以上前に加入したもので、もし今がんになってしまい、受ける治療によってはがん保険にもかかわらず、1円もお金が出ない可能性があるものでした。
その後、がんを取り巻く環境が、30年前とは全然違う時代になっていることをご理解いただき、その保障内容を見直すことになりました。それを通じて、多くの方が、がんに関する正しい情報を得ないままにがん保険に加入し、入ってしまえばがんはもう安心という想いでいることを知りました。これはとても怖いことですし、また保険に携わり、がんの話をする私たちの責任の重さを痛感しました。生命保険で一番起こってはいけないこと、それは病気や事故が起きてしまい、自分の加入する保険会社に請求した時に、『今回は支払い対象外です』と言われることです。まして、がんという最も怖いと言っていい病気の時に、ハシゴをはずされることはあってはならないと思います。今の時代に合ったがん保険に入れているのかどうか、是非確認してみてください。もし、それがわからないということであれば、ご遠慮なくご相談ください。
本当にお金がかかるのは治療費意外かもしれません
がんはもちろん怖い病気ですし、もしなってしまい、再発や転移などがあり治療が長期化すると、他のケガ・病気の治療費よりは、お金がかかる場合があります。みなさまがんはお金が大変かかるという想いもあり、がん保険に加入するのだと思います。
一般的に世の中に流通しているがん保険は、がんの治療費に対してお金が払われるものがほとんどです。『そんなこと当たり前ではないか』という声が聞こえてきそうですが、私たちはがんになってしまった時の別の費用に対し、より備えが必要だと思っています。
近年現役世代でがんの診断を受けてしまった方のうち、約2割の方が離職をしています。事情はそれぞれですが、少なくとも収入を失うことになります。そして、治療が落ち着いて、回復してきた後の再就職もなかなか厳しという現実があります。国もがん患者さんへの就労支援を課題にしているものの、まだまだ解決には道半ばです。私たちは、がんの治療費ももちろん大事ですが、こちらの生活の維持のための費用の方が、経済的にはより厳しと思っています。
がん保険は基本的にはがんの治療に対してお金を払ってくれるものなので、受け取ったお金は治療費へ消えていくこととなります。そうではなくて、がんになったことに対してお金を払ってくれて、使い道が自由な保険でないと、この生活の維持のための保障は得られません。一部のがん保険ではそういったものもありますし、がん保険という名称でない保険の中に、そこを手厚く保障してくれるものもございます。
がんに関して発生する費用を正確に知り、あなたがどこを保障していきたいのかをハッキリさせてからでないと、理想的な保険がどれなのかはわかりません。もしあなたががん保険に加入しているのであれば、なるべく早くチェックをしてみてください。もしどこをどう見たらよいのかわからない場合には、私たちの生命保険セカンドオピニオン相談をご活用ください。
がんの備え専用サイトにて、このがんセミナーでお伝えする内容をまとめたものを連載しており、無料で読むことができます。こちらをお読みいただくと、ご自身でがん保険をチェックする方法を知ることができます。文章で見たい方は、是非こちらをご利用ください。